外貨投資のリスク

  1. 為替変動リスク

外貨投資をしていれば当然あるリスクなのですが、為替の変動に伴って、通貨が円より高くなったりやすくなったりするというリスクです。通貨によって、変動率が高いものと低いものがあるのですが、取引量が少ない通過は、取引量の多いドルなどの通貨より、変動がしやすいため、リスクが大きいということになります。リスクが大きいだけ金利も高くなっている場合が多いのですが、為替変動リスクも高いことを知っておきましょう。

  1.  価格変動リスク

株が上がると、債券が下がるとよく言われますが、債券の場合は満期になるまでは、価格が変動するリスクがあり換金するときには、元本割れしてしまうリスクがあります。

  1.  流動性リスク

小さな国の通貨や債券に投資したり、有名でない会社の社債などを買ったりするとき、買い手が現れずに、売れすに損をするリスクがあります。

  1.  信用リスク

信用力のない人はお金を借りるのが難しいのと同じように、信用力のない国には投資しないため、金利を上げて他の国の人々に投資をしてもらうようにします。ギリシャのように国債の支払いができなくなり、投資家にお金が戻ってこないというリスクがあります。

  1.  外貨預金

初めての外貨投資には、外貨預金が一番。

よく知られている外貨商品に、日本の銀行に預ける外貨預金があります。これは円で預ける代わりに外貨で預けるという仕組みがわかりやすい商品のため、初めて利用するにはいいでしょう。

 都市銀行や地方銀行など多くで取り扱っていますが、預金保険は対象外なので、その銀行が潰れた場合お金は戻ってきません。外貨預金の種類は、日本と同じで、普通預金、定期預金などがありますが、定期の方が利息がつくので有利です。

どの外貨商品でも、外貨と円を交換するときには為替手数料がかかります。

だいたいまとめるとこうなります。

取扱金融機関は…都市銀行、地方銀行、信託銀行、外資系銀行、信用金庫、JAなど

種類…普通預金、定期預金、当座預金、通知預金

取扱通貨…(金融機関によって異なる)米ドル、ユーロ、豪ドル、スイスフラン、ニュージーランドドルなど

為替手数料…(金融機関や通貨により異なる) 1ドルにつき片道1円、1ユーロにつき片道1円50銭とだいたい決まっているが、変わることもある。1ドル100円につき往復2円が手数料となるので、バカにはできません。

課税方法…利息は源泉分離課税で一律20%(利益に対して20%の税金がかかるという意味)

外貨預金のメリット

円に比べて高金利な通貨がある。

円安になると為替差益を得ることができる。

海外旅行などで外貨のままで使うことも可能

銀行で手軽に始められる

世界の経済に関心が向いて、仕事や生活にもプラスの効果あり

外貨預金のリスク

外貨預金は、元本1000万円までの保証などはないですが、その銀行が潰れない限りは、信用度は高い商品と言えます。外貨のままでも引き出せますから、現金を使う場合は便利です。定期預金は途中で下ろしたら、金利が下がり手数料も発生しますし、満期になったとき、外貨安になってしまっている可能性もあります。普通預金では、出し入れするごとに手数料がかかります。

外貨建て債券

主に証券会社で取り扱っている外貨建て債券は、年に1〜2回利息を受け取れ、満期時まで持っていると額面金額が戻ってきます。だいたいの債券は、お金が必要なときには、満期前でも取引所や店頭で、売り、換金することができます。その時の相場で売ることができるのですが、預けた時より安くなってしまう場合もあります。

外貨建て債券のメリット

外貨建て債券は運用期間が長いので、利回りが大きくなります。20年後に倍以上になって戻ることもあるそうです。

外貨建て債券のリスク

債券は発行する人によって信用度が変わるリスクがありますし、元に預けたお金が返ってこなくなるリスクがあります。

だいたいまとめるとこうなります。

取扱通貨…(金融機関により異なる)米ドル、ユーロ、豪ドル、カナダドルなど

途中売却…時価で売却するのが自由。売買するときに手数料がかかる。

為替手数料…(金融機関や通貨による)ドル建ての場合、基本ですが1ドルにつき片道50銭、ユーロは1ユーロにつき片道1円50銭。

外国投資信託

投資信託というのは、プロが人からお金を預かり、まとまった金額で運用する商品です。

プロに委託するわけですから、手数料が高いのが特徴です。そのことを考慮して費用を計算しましょう。●投資信託のメリット

 外国企業の株式に投資をするので、情報を集めるだけでも大変なことが想像してわかるでしょう。個人で外国の企業に投資するより、プロが投資する投資信託がより安心かもしれません。

投資信託のリスク円高になると元の金額より下がる場合があります。

運用会社を選びましょう。

運用会社を決めるときは、まず高い利回りの実績があるかどうかで選びましょう。どういう国のどんな商品に投資しているか、また自分がどんな商品に投資したいか、どんな情報提供をしてくれるかなどをよく確認してください。どう選ぶかは最後は自分次第です。

 外貨投資の予算を決めましょう。

まず、資金の運用は余裕を持って始めましょう。相場ではリスクがあるからです。お金の面もそうですが、心理的にも損を取り返そうと、負け続けて追い込まれることがあるのです。余裕を持った資金がどれくらいかを知るには、自分の金融資産の整理からです。現金・預金・有価証券・保険・年金など、書き出し、それぞれが全体に対して何%かを表にしてみましょう。

それから、今後のマネープランを考えるのです。生活費、ローンの支払い、子供の学費を書きます。

これらを除いた資金が、投資に使える金額となりますので、投資資金を決めてみましょう。数万からスタートでもその3倍から5倍の余裕資金が必要です。

ただ、資産については、いくつかに分けた方がいいです。外貨投資だけに資金を賭けてはいけません。

外貨投資で投資する場合、通貨は2〜3通貨にしておくことをお勧めします。

預金には、これだけ、リスクのあるもの(株や外貨投資)にいくら、と目安をつけていきます。

商品を決めましょう。

初心者の方は、リスクの低い外貨預金がやりやすいかもしれません。

長期間預けて大きな利回りが欲しい人は、外貨建て債券。

短期取引の個人トレーダーには外国為替証換金取引が向いています。短期取引をするときは、最初は通貨を一つにした方がいいでしょう。そのうち展開がみえ、相場の動きがわかるようになります。

 相場の売値・買値

為替取引には売値(オファー)と買値(ビット)があり、売りたい人は売値をつけ、買いたい人は買値をつけます。相場では、売りたい人は少しでも高く、逆に買いたい人は安く買いたいので、差が出ます。そのため売る人は自分が希望した金額より安く、買う人は思うより高い金額で取引しています。その差額がコストです。ある程度のコストを支払うことが必要なのです。

他に、売買しようと思った時から取引が成立する間にも、値動きがあります。買おうと思った時より、実際買うときの方が値段が上がっていることが多いのです。このコストを避けるのには、取引しようと思ったら、すぐに行動に移しましょう。

外貨投資は商品を取り扱う金融機関には手数料を払うことになっています。これは必ずかかります。手数料の他に口座管理料や販売手数料、運用・管理手数料、信託財産留保額がかかります。この中でも運用・管理手数料の信託報酬は商品を持っている間毎日かかるコストになります。

利息や配当にかかる源泉分離課税は所得の20%の税金がかかります。外貨預金では、利息が10万つけば20%で2万円の税金を払うことになるのです。外貨建て債券の利息にも20%の源泉分離課税がかかります。

広告では、都合のいいことは大きな字で、悪いことは小さな字で書かれています。

外貨建て債券・外国投資信託については利回りの良さだけでなく、小さな文字でリスクが買いてあるので、広告の金利額には注意する必要があります。

外貨投資の場合、利回りよりリスクの方が、大きいと言えます。商品の利回りより、為替変動のリスク、信用リスクの方がずっと大きいので、選ぶ際はリスクを優先させて選ぶようにしましょう。

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